インターネット上の怖さとかその逆のエチケットとか心得ているつもりですが、もともと私事万歳のブログですし、最近は結構ぶっちゃけたことも吐露しているので
ちょっと迷ったけどそういえばのご報告です。
1月のニエルカ舞台の記事で少し登場したジョージという男の子と
お付き合いすることになってました。
む、過去形の丁寧系って難しい。
彼は22歳、照明屋さんです。
つまりは、照明の準備をする人で、照明を操作する人で、壊れた照明器具を直す人で、しかも照明のデザインまでやってしまっている人です。
つまりは、私が将来やりたいことをすでにやってる人なわけです。
あたしが舞台関係の照明を専攻しているのに対して、彼の専門はライブミュージック&パフォーマンスの照明。なんとなくイメージで表すと
これが舞台照明で、
・・・・これがライブミュージック&パフォーマンス
テレビでよく目にするコンサート会場の、動くライトとかビームとかすごくカラフルで見栄えのあるあの世界です。照明業界の中でも一番ハイテクで複雑な照明機器を使う分野で、一番発展が著しい分野でもあります。
若干22歳で、自由契約で働いてる人には珍しく、
ダンスや舞台やライブやファッションショーにひっぱりだこで、今度オーストリアにまで出張予定だったり、挙句の果てには、自身が照明デザイナーとして、Sub Forcusというバンドと一緒にLAにツアー予定があったりなんかしちゃってる、
一言で表すと、ナンカスゴイヒト。
でもとっても気さくて明るくて、そんなすごい雰囲気のフの字も持ってなくて、誰とでも仲良くなれちゃう素敵なイギリス人の男のコです。
私が経験不足を嘆いているのをちゃんと分かってくれて
自分がチーフを務める現場に入れてくれたり、アシスタントで働かせてくれたり、友達の照明技術者さんや照明デザイナーさんに紹介してくれたり、私が最近手に入れてる知識や経験や人間関係たちの源でもあります。コネクションってこうやって波紋を広げてくんだなーってつくづく実感する今日このごろ。(笑)
照明の話をしてなくても、ずっと会話が成立して、ずっと笑っていられる。
大切にされてる、って実感をくれる。
大切にしたい、って思わせてくれる。
それって結構なパワーになってて、
少しくらいの辛いことなら、ま、いっかって流せるようになった。
でも魚が食べられません。かなりのマイナスポイント。(笑)
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自分の人生に、どうやって色がついて、香りがついて、味がついていくのかって、大切だと思える人の数に、比例すると思うのです。
その点私の場合は、大好きな家族とすてきな友達とにも恵まれて、
濃いくらいの味付けで、どんどんご飯がすすんでる。
幸せなんだな、これが。